いままでソースコード解析に使用していたFxCopが、なぜかそのままだとWindows 2012 serverにインストールできなかったので、試行錯誤の結果を備忘録としてまとめておきます。
FxCopとは
.NET のソースコードをチェックする、MS社謹製のツールです。
基本的にはMS社の『クラスライブラリ開発のデザインガイドライン』に則り解析をするようです。
FxCopのインストーラーは『Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4』に含まれています。
Windows 2008 standard 64bitはこちらでインストールが可能でした。
調べる
『FxCop Windows8』で調べると出るわ出るわ
- Installing FxCop on Windows 8
- .net - Where is FxCop in 64bit version of Windows SDK? - Stack Overflow
どちらも解決方法が同じだったので、これらを参考に対処していきます。
ISOをダウンロード
下記サイトから、CPUアーキテクチャに合わせてISOをダウンロードします。
Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 (ISO)
インストール
ダウンロードしたISOを右クリックでマウントします。
CDドライブとしてマウントされたはずです。
先ほど参考にしたサイトの通り、ファイルを抽出します。
- CDのルート → Setup → WinSDKNetFxTools → cab1.cab をエクスプローラで開く
- cab1.cab内にある、『WinSDK_FxCopSetup.exe』から始まるファイル名のファイルを、適当なディレクトリ(デスクトップとか)にコピペする
- 拡張子をexeに変更し、実行する
- ウィザードに従って、インストールを進める
これで、FxCopがインストール出来ました。
マイクロソフト様には、早めにWindows 2012対応のFxCopを出してほしいものです。
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