なんだか流行りっぽいのと、GW中にMacbookAirの大掃除をしてディスク容量に余裕ができたので、Vagrantを試してみた。
VirtualBoxとVagrantをインストールする
VMWare Fusion版もあるらしいのだけれど、そんなブルジョワなアプリを持っていないので、VirtualBoxで試すことにします。
とりあえず、Mac版のVirtualBoxをダウンロードしてきます。
Downloads – Oracle VM VirtualBox
インストールについては本筋ではないので割愛
続いてVagrantをダウンロードして、インストールを行います。
バージョンはよく分からないのと、新しいものは良い物なので、1.2.2を選択
インストールは、インストーラーに従っていれば躓くところもないので、やっぱり割愛
インストールを確認
ちゃんとインストールできたかを確認するために、コマンドを発行して確認します。
$ vagrant -v
Vagrant version 1.2.2
バージョンが表示されればOK
Boxのダウンロード
vagrantではイメージファイルをBoxと呼ぶらしいです。
構築済みのBoxがダウンロード可能なようなので、まずはここからチョイスしてダウンロードを行います。
A list of base boxes for Vagrant - Vagrantbox.es
今回はベーシックに『CentOS 6.4 x86_64 Minimal (VirtualBox Guest Additions 4.2.8, Chef 11.4.0, Puppet 3.1.0)』を選びます。
URLの横のCopyをクリックし、URLをコピーしておきます。
ターミナルを開いて以下のようにコマンドを発行します。
$ vagrant box add centos64 http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130309.box
Downloading or copying the box...Extracting box...te: 309k/s, Estimated time remaining: 0:00:01))
Successfully added box 'centos64' with provider 'virtualbox'!
vagrant box add に続いて、Box名、URLを指定します。
Box名は任意に命名できるようなので、自分が管理しやすい名前をつけます。
ダウンロードは時間がかかるようなので、じっくりと待ちます。
Vagrantfileを作成する
Vagrantfileはvagrantの設定ファイルのようです。
Vagrantfileを作成する前に、格納用のディレクトリを作成します。
自分はvagrantというディレクトリを作成後、Box名でディレクトリを作成する形式にします。このへんは各自の好みでいいと思います。
$ mkdir vagrant/centos64/
$ cd vagrant/centos64/
ディレクトリ作成後、vagrant init でVagrantfileを作成します。
$ vagrant init
A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.$ ls
Vagrantfile
Vagrantfileの中身をみてみると、ごにょごにょといろいろ記載されていますが、コメントを除外すると
Vagrant.configure("2") do |config|
config.vm.box = "base"
end
ここまでシンプルになります。
config.vm.box にvagrant box add で指定したBox名を指定するように編集します。
Vagrant.configure("2") do |config|
config.vm.box = "centos64"
end
色々と設定できるようですが、最低限上記の設定があれば、起動はできるようです。
起動する
実際に起動してみましょう。
起動するためには、先ほどVagrantfileを作成したディレクトリで、vagrant up コマンドを発行します。
$ vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
[default] Importing base box 'centos64'...
[default] Matching MAC address for NAT networking...
[default] Setting the name of the VM...
[default] Clearing any previously set forwarded ports...
[default] Creating shared folders metadata...
[default] Clearing any previously set network interfaces...
[default] Preparing network interfaces based on configuration...
[default] Forwarding ports...
[default] -- 22 => 2222 (adapter 1)
[default] Booting VM...
[default] Waiting for VM to boot. This can take a few minutes.
[default] VM booted and ready for use!
[default] Configuring and enabling network interfaces...
[default] Mounting shared folders...
[default] -- /vagrant
ターミナルが戻ってきたら、起動完了です。
さて、ターミナルが戻ってきただけで、ViatualBoxの画面が出てくるわけでもなし・・・。
vagrant ssh でssh接続する
Boxにssh接続を行う vagrant ssh なるコマンドがあるようなので、それを使用します。
$ vagrant ssh
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]
これでBoxに接続出来ました。
抜けるときは通常のsshと同様に exit で抜けます。
[vagrant@localhost /]$ exit
logout
Connection to 127.0.0.1 closed.
これであとは煮るなり焼くなりお好きにBoxを調理してあげてください。
Boxをシャットダウンする
ここまで来たら、あとはシャットダウンさせるだけです。
シャットダウンは vagrant halt で行います。
$ vagrant halt
[default] Attempting graceful shutdown of VM...
あとはコンフィグファイルをいじり倒して、自分が使いやすい仮想環境にするだけです。
しかし、Macbook Air のメモリが4GBぽっちの環境じゃあんまり重たい処理はさせられそうにないです・・・。
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