2013年5月9日木曜日

Vagrantをインストールしてみた

なんだか流行りっぽいのと、GW中にMacbookAirの大掃除をしてディスク容量に余裕ができたので、Vagrantを試してみた。

 

VirtualBoxとVagrantをインストールする

VMWare Fusion版もあるらしいのだけれど、そんなブルジョワなアプリを持っていないので、VirtualBoxで試すことにします。

とりあえず、Mac版のVirtualBoxをダウンロードしてきます。

 

Downloads – Oracle VM VirtualBox

 

インストールについては本筋ではないので割愛

 

続いてVagrantをダウンロードして、インストールを行います。

バージョンはよく分からないのと、新しいものは良い物なので、1.2.2を選択


Vagrant - Downloads

 

インストールは、インストーラーに従っていれば躓くところもないので、やっぱり割愛

 

 

インストールを確認

ちゃんとインストールできたかを確認するために、コマンドを発行して確認します。

$ vagrant -v
Vagrant version 1.2.2

バージョンが表示されればOK

 

 

Boxのダウンロード

vagrantではイメージファイルをBoxと呼ぶらしいです。

構築済みのBoxがダウンロード可能なようなので、まずはここからチョイスしてダウンロードを行います。

 

A list of base boxes for Vagrant - Vagrantbox.es


今回はベーシックに『CentOS 6.4 x86_64 Minimal (VirtualBox Guest Additions 4.2.8, Chef 11.4.0, Puppet 3.1.0)』を選びます。

URLの横のCopyをクリックし、URLをコピーしておきます。


ターミナルを開いて以下のようにコマンドを発行します。


$ vagrant box add centos64 http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130309.box
Downloading or copying the box...

Extracting box...te: 309k/s, Estimated time remaining: 0:00:01))
Successfully added box 'centos64' with provider 'virtualbox'!

 

vagrant box add に続いて、Box名、URLを指定します。

Box名は任意に命名できるようなので、自分が管理しやすい名前をつけます。

ダウンロードは時間がかかるようなので、じっくりと待ちます。

 

 

Vagrantfileを作成する

Vagrantfileはvagrantの設定ファイルのようです。

Vagrantfileを作成する前に、格納用のディレクトリを作成します。

自分はvagrantというディレクトリを作成後、Box名でディレクトリを作成する形式にします。このへんは各自の好みでいいと思います。

 

$ mkdir vagrant/centos64/

$ cd vagrant/centos64/

 

ディレクトリ作成後、vagrant init でVagrantfileを作成します。

$ vagrant init
A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.

$ ls
Vagrantfile

 

Vagrantfileの中身をみてみると、ごにょごにょといろいろ記載されていますが、コメントを除外すると

Vagrant.configure("2") do |config|

  config.vm.box = "base"

end

ここまでシンプルになります。

config.vm.box にvagrant box add で指定したBox名を指定するように編集します。

Vagrant.configure("2") do |config|

  config.vm.box = "centos64"

end

色々と設定できるようですが、最低限上記の設定があれば、起動はできるようです。

 

 

起動する

実際に起動してみましょう。

起動するためには、先ほどVagrantfileを作成したディレクトリで、vagrant up コマンドを発行します。

$ vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
[default] Importing base box 'centos64'...
[default] Matching MAC address for NAT networking...
[default] Setting the name of the VM...
[default] Clearing any previously set forwarded ports...
[default] Creating shared folders metadata...
[default] Clearing any previously set network interfaces...
[default] Preparing network interfaces based on configuration...
[default] Forwarding ports...
[default] -- 22 => 2222 (adapter 1)
[default] Booting VM...
[default] Waiting for VM to boot. This can take a few minutes.
[default] VM booted and ready for use!
[default] Configuring and enabling network interfaces...
[default] Mounting shared folders...
[default] -- /vagrant

ターミナルが戻ってきたら、起動完了です。

さて、ターミナルが戻ってきただけで、ViatualBoxの画面が出てくるわけでもなし・・・。

 

 

vagrant ssh でssh接続する

Boxにssh接続を行う vagrant ssh なるコマンドがあるようなので、それを使用します。

$ vagrant ssh
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]

これでBoxに接続出来ました。

抜けるときは通常のsshと同様に exit で抜けます。

[vagrant@localhost /]$ exit
logout
Connection to 127.0.0.1 closed.

これであとは煮るなり焼くなりお好きにBoxを調理してあげてください。

 

 

Boxをシャットダウンする

ここまで来たら、あとはシャットダウンさせるだけです。

シャットダウンは vagrant halt で行います。

$ vagrant halt
[default] Attempting graceful shutdown of VM...

 

あとはコンフィグファイルをいじり倒して、自分が使いやすい仮想環境にするだけです。

 

しかし、Macbook Air のメモリが4GBぽっちの環境じゃあんまり重たい処理はさせられそうにないです・・・。

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