社内ネットワーク内に、Linuxの検証環境が必要になったので、Windows 2008 Server R2のHyper-V上にCentOS 6.3をインストールしてみました。
ネットワーク周りが手間だったので、そのあたりを中心に備忘録として残しておこうと思います。
ISOの取得
まずは、インストールを行うためのCentOSのISOイメージを落としてきます。
今回はGUIも不要なため、minimal-EFIで行います。
上記のリンクから適当なミラーサーバを選んで、 CentOS-6.3-x86_64-minimal-EFI.iso をダウンロードしてきます。
仮想マシンイメージの作成
--省略--
というのも不親切なので、注意点だけ
- メモリの設定は、使用する条件によって差があると思いますが、今回は大した用途に使わないので、512MBくらい振っておきます。
- インストール時はネットワークが無いほうが後々面倒くさくなくていいので、『ネットワークの構成』では『接続しない』を選択しておきます。
- 『インストールオプション』で『ブートCD/DVD-ROMからオペレーティング システムをインストールする』にチェックを入れて、先ほどダウンロードしたイメージファイルを設定しておきます。
CentOSのインストール
--省略--
他の親切なサイトを参照して下さい 今回の記事の趣旨はここではないので・・・。
レガシーネットワークの追加
CentOSのインストールが完了したら、仮想マシンをシャットダウンしておきます。
Hyper-Vマネージャー上から『停止』でもしておけばOKです。
停止状態になったら、『設定』を開きます。
設定画面の『ハードウェアの追加』→『レガシーネットワークアダプタ』を選択し、『追加』をクリック
レガシーネットワークにネットワークアダプタを設定して、OKをクリック MACアドレスは動的でも問題ないとおもいます。
とりあえずここまで終わったら、設定画面を閉じて、CentOSを立ち上げます。
CentOSのネットワーク設定
とりあえずrootでログインしておきます。 ネットワーク用の設定ファイルを作成していきます。
/etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=[ホスト名をお好みで
GATEWAY=[デフォルトゲートウェイアドレス]
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
IPADDR=[設定するIPアドレス]
NETMASKS=[サブネットマスク]
GATEWAY=[デフォルトゲートウェイアドレス]
DEFROUTE=yes
IPV6INIT=no
で、ここまで済んだら、
service network restart
を実行して、ネットワークを活性化させます。
確認のために、デフォルトゲートウェイにpingでも投げておきましょう。
うまくつながらない場合は、設定が間違っているっぽいので、上記のファイルを見直します。
さてこのままですと、DNSが引っ張ってこれませんので、使用するDNSサーバの設定を行います。
/etc/resolv.conf
nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4
今回はIPアドレスも覚えやすいGoogle Public DNSを使用していますが、ここは環境に応じて設定して下さい。
で、再度
service network restart
を実行します。
DNSが効いているかの確認のために、
yum update
でも投げてみてください。
あとはお好きに設定して遊んでみるといいと思います。
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